「広報力」の時代

土山マゼンタ 土山マゼンタ
(2010年1月 8日) | コメント(0) | トラックバック(0)

年明け早々、自分の中で「あ、とうとう来たな」という実感を感じたのでメモ。
あくまで個人の中での実感ですが。

1月5日に、米Google社が自前のスマートフォン「Nexus One」を発表しました。

その際にGoogleが行ったことは、大雑把に言えば2つ。

(1)Youtubeに専用チャンネルを用意する

(2)プレスリリースを打つ

上記2つを確実に実行しただけで、数時間後にはIT系のメディアで「iPhone」と「Nexus One」どっちが魅力的?とアンケートがとられたり、たった数日で1500以上のニュース記事が書かれたりと、『情報が一気に世界中を流通』し、大フィーバーとなりました。

想像するに、そのニュース記事やYoutube動画を「コピペ」して紹介したブログやツイッターなどの個人メディアはそれこそ数え切れないほどの数。膨大な費用をかけて「既存の広告手法・マスメディア」を使わずとも、「広報力」で情報の爆発的拡散を起こせるのだと実感しました。

もちろん、Googleは上記2つ以外にも様々なプロモーションを仕掛けているだろうし、Youtubeチャンネルの映像クリエイティブにしっかり予算をかけて秀逸な映像を用意。また、本社に特大サイズのデモ機(しかも動く!)を展示するなどクチコミが発生しやすい仕掛け作りなども周到に行っているので、それも含めて新時代のメディアを握っているGoogleだからこそできるプロモーションだとも言えないわけではないのですが、それでもこれまでの「ルール」というものが崩れ去ってしまったという実感を感じるには充分な、私にとって、けっこう衝撃的な事件となった出来事なのでした。

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